2019/04/25
終わりが明確な関係性。
名前のない関係性。
拒まれることを恐れて、だったら今のままでいいやって、また
自信と肯定感を下げていくのが当たり前になっていった。
人と関係を持つことも、恋愛をすることも、住むことも、
全て長く続かなかった。
今まで、拒まれることを恐れて、都合のいい関係として扱われることに慣れて、
また自信をなくして同じことを繰り返して。
人から選ばれることが怖くなった、「好き」という言葉が浅く感じられるようになった、行動や態度が心地よく感じられるものでも都合よく扱うためだと思うようになった、ちゃんと言葉にされなきゃわかんないって思うわりに言葉にされても信じられなくなった。
こんなこと良くないのも考え方を変えるべきなのも都合良く扱ってくる相手は切ったほうがいいのも全部わかってるけど。
わかってても、好きだから、大事だから、大切だから、もっと一緒に居たいからって、抗えない感情ばかり浮き出てくる。何よりも一番大事なのは自分だったはずなのに、また自分自身を傷つける事ばかりしてる。
自信がないことが怖い、選ばれないことが普通なことが怖い。
外見と内面が剥離していることが楽でもあり枷でもある。
同居人との毎日は本当に楽しくて、他人とこんな風に住めることは初めて。
指にキスとか、背中向けて寝られるのが嫌だから「おいで」って言われることに愛を感じたり、そこに愛なんて高尚なものはなくて、きっと欲のためなんだろうって虚しさと乾いた笑いが出る。
きみ、寂しがりやだもんね、基本的に距離感も近いもんね、可愛がってくれる人も多いもんね。だからくっついたり遊びに誘ったり、わたしが誰彼構わずできないことを易々とできるんだろうね。
一回深酒してしまった時の帰り道、泣きながら喧嘩をしてしまった。
わたしが帰りたくないって言ったことが発端なんだけど、きっと酔ったまま帰ったら致してしまうだろうし、付き合ってもいなくて欲を消化するためだけに使われるって悲しいから、特になんとも思っていない相手なら何も後を引かずに終われるけど、一度でも大事だと大切だと思ってしまうと、もうしたくない。回数が多ければ多いほどきっと根深く残ってしまう何かがあるから、ただのセフレになりたくないから、また虚しさが心を締めてしまうから。
心境を吐露してしまえば壊れる関係なんてそれだけのものだから、壊すなら早く壊してしまったほうがいいんだろうけど、終わりがわかってる分、それまで一緒にいようかなって思っちゃう。報わないとわかっていたり、終わりがわかっているほうが気楽だよね。
自分の浅はかさに今日も呆れる。早く逃げたい