2019/3/6

 

 

2/20 知り合いの店で後輩No.1を決める飲み会があり、案の定潰れ朝方帰宅したところ

家の階段から落ち、少し意識が飛び階段から落ちたことなんて頭から吹っ飛び

そのままシャワールームにin。

同居人曰く「一時間くらいずっとシャワー浴びてゴンゴン音してた」だそうで

シャワーから出た後カーペットに寝転び、同居人に髪の毛を乾かしてとお願いし

乾かし始めのところで頭から血が出ていることに同居人が気付き、何があったか

私に質問するがその時にはもう意識がなく、同居人の世話により救急車で搬送され

初めての入院をした。(冒頭が長い)

 

2/21~2/24まではICUに入っており、その間吐き気に襲われ続け病室のベッドで

涙目になり、出てくる病院食にほぼ手をつけず頭痛と腰痛に気を持って行かれた。

点滴と心電図に繋がれ、ベッドから起き上がることはほぼなかった。

 

一般病棟に移り、携帯が触れ家族以外の面会が可能になり、ICUにいる時よりも

だいぶ気を紛らわせることができた。

夜中によく頭痛で起き、頓服薬と氷枕に助けられた。

基本的に微熱だったが、吐き気はどんどんなくなっていった。

 

自分で思っていたよりも面会に来てくれる人が多かった。

平均1日に三人くらい、一番多い日は7人も来てくれた。

みんなゼリーやジュース、私が食べたがってたお菓子をくれた。

人と話すことが何よりも楽だったからほんとうに助かった。

 

入院して十日目、やっと病室階以外の行動と外出の許可が下りた。

その日は外出許可は出なかったが、仲のいいDJ達が2回目の面会に来てくれて、

みんなで病院を脱走した。久しぶりに外の空気を吸い風景を目にして

アドレナリンの放出が凄まじかった。

みんなで駅の近くまで行き、公園を少し周り、外資系スーパーを少し探索して

ピザ屋に入り旅行したいね〜なんて話をしていた。

一時間半くらい経ち、病院に戻り病室階のロビーでトランプゲームをして

面会時間最後まで過ごしていた。

 

同居人は二回面会に来てくれた、二回とも飲むヨーグルトをくれた。

1回目の面談の時、私はだいぶ弱っていて、それに気づいたのか

手を繋いでくれてた。

2回目の面会の時、同居について話をしたら

「発作とか起きたら面倒だからしばらく戻らない」

と笑いながら話された。

少しは心に引っかかったが、そういう人間だとはわかっていたから

特段何も思わなかった。

 

13日目の3/5に退院をした。

看護師さんからお酒を飲むときはもう無茶しちゃダメよ、と言われた。

母親と過ごす時間はあまり好きではなかった。

 

母親との会話で同居人がよく上がった。

〇〇くんはあなたのことをよく見てるね、といっていた。

私のことを生き急いでる、と彼は話していたらしい。

そんなこと感じていたなんて私は一切気付かなかった。

 

母親が3/6に福岡に帰った。

一人の家は久しぶりだった、居心地が良かった。

18時ごろに友達が家に来てくれて、一緒にスーパーに買い物に行ったり

メイクや恋愛の話をした。私の新たな一面を知ったようだった。

 

その夜中に同居人から明日家に行っていい?と連絡が入った。

あんなこと言っていたのに早く連絡が来て驚いた。

別に来てくれて良かったし、気がまぎれるから自分が楽なのはわかっていたけど

「家賃光熱費折半してくれるならいいよ」と返信をした。

返事は予想通りだった。

 

同居人が私に対して特に情を持っていないことはわかっていた。

私の性格上、人と住むのはハーソルが高く、相手が家族でも

嫌悪感を抱いてしまう程なのに、同居人はそういうことがあまりなかった。

同居解消が決まり、友達に相手が私の価値をほぼ無いと思っていることが悲しいと

愚痴った時に初めて同居人との生活がなぜ楽か気付いた。

私は同居人との関係が楽な理由は、お互い干渉せず深い話をしないからだと

ずっと思っていた。ただもう一つ大きな理由があった。

それは、お互いが気を使わない、ということだ。

気を使わないからこそ気楽に過ごせたのだ。

昨年末から2月下旬まで同居していたのに、お互い気を使わず

お互いの価値を持たない生活をしていた。

少し笑えてくる。虚しいと思ってしまう。

 

部屋にはまだ同居人の荷物がある。

多分もう一緒に寝ることは無くなるだろう。

今までみたいに一緒に飲みに行くことやご飯に行く事も無くなる。

これは少し寂しいけど、こういうのは切り捨てていったほうが

自分の精神衛生上いいはず。

何かを断ったり、言いにくいことを言えなかった私にしては

よくやったほうだと思う。

 

一人の家は可愛くて好きなもので溢れていて過ごしやすくて

とてもいい。

私は今迷走中なんだろうけど、きっと大丈夫。

いろんな自分の価値をふんわりした物じゃなくて、明確なものに

一つ一つしていけばきっと大丈夫。

 

この年齢でずっと一人で踏ん張ってきたんだから、私は強いし

大丈夫だよ。早く英語を勉強してお金を貯めてベルリンに行こうね。

海外で生活をしよう。

自分の好きな仕事で、好きな音楽や小説や服に囲まれ

好きなカフェを開拓して、いいベッドで毎晩眠りにつこう。

照明兼着付師なんて超カッコいいでしょ。

 

私はきっと大丈夫。

 

早く怪我治してお酒とタバコを吸いたい。

誕生日まであと17日、最後の10台を楽しもう。